自己に背負うもの

 
この漫画が始まった当初は、まだJリーグはなかったですねぇ。
新たな時代を作るために頑張るなんてすばらしい時代でしたねぇ。
「自己研鑽し、己を知り、己に克つ。自己を苛めることで新たな能力を身につける」
なんてことは最近の日本人になくなってきたかな??


 
全34巻+外伝1巻・文庫版続刊中
 
少年時代から高校・社会人・Jリーグ・日本代表と続く。。。
サッカー大好き少年のサクセスストーリーなんですが。。。 
 
主人公は高杉和也。
その和也の成長を見守っているのがヒロインである森口愛子。。。
和也は、社会人サッカーで有名な高杉貫一を父親に持ち、
本人も少年サッカーに所属していた。
父親の事故死を期に一旦サッカーの世界から離れるが、
父親の死の原因となった末次浩一郎の登場により、サッカーの世界に戻る。
その場所で待ったいたのが、幼馴染でありライバルの騎場拓馬であった…
サッカーができる喜びを味わい、自己を磨くために武者修行にもでる。
父親のいた社会人チームでJリーグをめざし、ワールドカップ出場をめざすのであった。
 
この漫画では、なにか運命めいたものを感じました。
というか、村枝(作者)すげぇ!!予知能力者か?と思ったものです。
和也の武者修行先はアルゼンチンだったし、
実際のフランス大会でアルゼンチンとあたることなんて決まってもいなかったはず。。。
 
今年はワールドカップイヤー!!
ドイツ大会では、がむしゃらにボールを追いかける姿勢を持っていなければ、
まだ世界で勝てないかもしれない。
エクアドル戦での佐藤みたいにFWでも泥臭くボールを追いかけてほしい。
アメリカ大会予選のイラン戦で見せた中山雅史のように…
頑張ってほしいです。
 
おいらは、サッカーだけでなく日本代表選手には期待してしまう。
日の丸を背負うということは、いろんな意味で半端ないはず。
でも「国の威信を賭けた戦い」であり、悪い言い方をすれば戦争だと思うのね。
無責任かも知れないけど、世界戦ではやっぱり勝たなくては意味がないと思うなぁ。
ていうか最近、良い意味での「根性論」が通じないという世間に寂しさを感じるなぁ。